エネルギー交流⑧ 肉体的な変化③
エネルギー交流は
スタートしてから8か月たっても
相変わらず続いている
ここ1か月半ほどは
まさしく《性エネルギー》という
エクスタシーな傾向は どんどん薄くなり
気がつけば
彼が連絡を絶った頃から
エネルギーの質は日々変化していて
より精妙なものになっていっている
第1、2チャクラをゆさぶるような
はげしさも
背中をのばしたくなるようなことも
体の中でうねるようなかんじも少なくなった
最初に 内側に熱波がやってくる
1個1個の細胞がそれぞれ上に向かって
一気に上昇するように
ぐわーっと一斉にあがってくる
肉体を超えてエーテル体までが
ひとつにくるまれる
途中から全身の毛穴が開いて
どわっと汗をかく
全身くるまれているというか
全身にもわっと暑い霧雨が
にじみでてきているようだ
そんなだから
どこか息苦しくて
クラクラするかんじがある
ここ!と限定できないけれど
どこかが苦しい
きっと、つまっているところを
苦しく感じるのだろう
これがやってくると
ただただ静まるのを待つしかない
こういうと、とてもつらそうだが
つらいわけではないんだ
どこかが苦しいといっているのに
おかしいのだけれど
それは このエネルギーから
慈愛が伝わってきさえするのだから
ただただ しあわせ!でしかない
つまっていて
苦しいところがあっても
喜びでいっぱいなのだ
はじめの頃のエネルギーは
もっともっと原始的で
激しくて情熱的なものだった
恋人にだけ向けられる激情
それが
今は、まるで
父が娘に対するような
ただただ成長を願い
見守り、育む
太陽の光みたいだ
たえまなく尽きることなくふりそそぐ
豊かでただひたすらに与えられる
愛のエネルギー
それはわたしを根こそぎ変えてしまう
ただただ 愛でいられるように
愛しさが
もうマックスだと思っていても
さらに もっと愛しくてたまらなく
なっている
彼を 神を 愛さずにいられない
あるとき
妹ちゃんとマッサージのやりっこを
していた時
いつものようにエネルギーがやってきた
あえて何も言わないでいたら
《あれ、どうしたの?
ふくらはぎ、ものすごい汗だよ》
というので、手の甲に浮き出た汗を見せて
《実はね、全身なんだ》というと
《更年期のホットフラッシュみたいだけど
もしそうなら
こんな風に全身にじゃないもん》といった
まだこれからも
どんどん変化していくのだろう
エネルギーも
そして、わたしもエネルギーによって変わる
そして
わたしから送られるエネルギーで
彼らも変わる
トリプルレイの関係を受け入れてから
3週間たった頃
病院で血液検査を受けた
赤血球は 発病から最高値を記録!
2つ目の難病を示すものも
半分に減っていた
主治医の先生は
前回同様に
《これは奇跡ですね!》といった
まだ検査を続けていくことになるが
一段落した感がある
トリプルレイくんと出会った頃
つきあおうといってきた時は
他の人を探したほうがいい
と言わざるをえなかった
わたしは人生のどん底にいて
その原因のひとつが、ふたつの難病だった
それも、せっかくよくなってきていたところに
いきなり数値がさがってでてきた新たな難病
一番の大きな気がかりが
病気のことだったが
トリプルレイくんと出会ってから
どんどん体調がよくなってきて
週1回必要だった輸血が4か月あいている
そして、いまは
その時よりも
また更に最高値を更新して
2つめの難病も
ほぼ影響がないくらいになった
この5年間
肉体的、精神的、そして霊的にも
激しい変化を体験することなった
血管に刺せるところがなくなるほど鍼を刺す痛み
薬の副作用
関節のきしみ
息苦しさや動けないこと
治療のつらさは想像を超えていた
いままで当たり前のようにやっていたことも
なんてことのない日常的なことが夢のまた夢
になってしまっていた
自分で自分のことをやりたいし
やるように努力していたので
これはかなりこたえた
だからこそ
この期間は、さまざまな内面の
取り組みをしてきた
心のなかの
今まで光があたらなかったところに
光をあて
魂のわたしを思い出してゆく
《自分救済プロジェクト》は
まさに 気づきの連続で
この病気が運んでくれた
素晴らしいギフトが
いーっぱいあった
妹や母、友人をはじめとして
目に見えない多くの存在たち
たくさんのサポートがあふれていた
タイのわたしの大きな家族たちの存在も
とーっても大きくて
みんなの笑顔をみたいと
早く元気になりたくて
がんばるろう!って
励みになっていた
人はひとりでは生きられないし
ひとりひとり分かれているように
見えていても
実際ほんとうにつながっていたし
多くのギフトを受け取っていた
もうとっくに
病気は変化していてもおかしくなかったのに
何かがはまっていなかった
この件には
時間という要素が不可欠なようで
ある決められた時間になるとはずれるタイマー
のようなものがついているようだった
去年の夏までは
鍵のかかった狭い部屋に
閉じ込められていたようだった
ほんとに長かった
最後の鍵が
まさか
トリプルレイくんだったなんて
思いもしなかった
まるで魔法にかかって
さなぎのように固く閉ざして
何重にも固い殻をまとっていた
それなのに
ちゃんと見つけてくれたんだね
気がついたら
わたしは ずっと永ーーいこと 待ってたんだね
このときを
さなぎのなかでは
生きていたのに
まるで死んでいたようだった
この宇宙で一番愛しいひとに救われて
いま ようやく息ができる
さなぎのわたしも
うまれかわったわたしも
どちらもわたし
でも、変容を受け入れて
くりかえしくりかえし
生きながらに
うまれかわり続けて
愛を取り戻したわたしは最強だ
背中の大きな羽根が伸びたら
どんなわたしになるのだろう
わたしがわたしでいて
胸をはっていられることだろう
あなたのところに
走って戻りたいけれど
それよりも先に
神さまのところに戻らなきゃ
ちゃんと
あなたが戻ってこれるところを
用意しておくの
まっててね!
いつでも
どこにいても
なにをしていても
愛してる