エネルギー交流⑦ 肉体的な変化②
再生不良性貧血という病気が
ラストステージの状態で発覚してから
ほぼ5年
初期の頃は、骨髄移植を第一に勧められた
骨髄バンクに登録して
ドナーさんとマッチングしたが
わたしのHLA(ヒト白血球抗原)
とても珍しい型で
移植できたとしても
拒絶反応が起きる可能性が高いという
ドクターが考える安全な範囲での適合者は
ひとりもいなかった
真っ先に検査をしてくれた妹も 50%しかマッチ
せず、それでも妹は
《私の骨髄なら50%でも必ず元気になるはず!》
と言ってくれた
だが、そのパーセンテージでは
骨髄移植で有名な大学病院としては、リスクを
第一優先するそうで、骨髄移植はない選択だった
赤血球が酸素を全身に運ぶ役割をするので
1歩歩くだけで、はあはあ息切れしてしまう
運動も止められていて
その場でできることはやってだいじょうぶ!
と、勧められても苦しくてやる気もおきなかった
ちょっと歩いてもエベレスト登山しているようだった
料理をするのも、キッチンに立っていられない
立っているだけでもつらいくて
どこにいても椅子が必要だった
80歳になったことはないけれど
体感は、まるで急に80歳になったようだった
幼少時は虚弱体質だったが
その後健康おたくになってからは
病院とは無縁で生きてきていた
それが
難病を発症して3度命を落としそうになり
大量のステロイドを使う治療をして
大量で多数の輸血をし、心臓、肝臓、腎臓に
多大な負担をかけ、糖尿病の危険もあった
血管も細くて鍼がはいらず
毎回輸血ごとに5回も鍼を刺すので
だんだんと刺せる血管がなくなり
ポートという針刺しのための器具を
体内にいれることを
提案されるほどになったが
血小板が少なくて
やはり向かないねと却下された
いくら輸血をしても
すぐに血が減ってしまい
週1回の血小板と赤血球の輸血が必要で
完全な輸血依存といわれる状態が長く続いた
しかも、血小板にアレルギーがあり
アナフィラキシーショックがおきてしまうため
全身にかゆくて赤い斑点がでて、呼吸困難
になる
ここでも、液体のステロイドが必要になって
しまった
そんな状態だったので、だめでもともと!
急に運動をはじめて、調子が悪くなったと
しても ただストップすればいいだけなのだ
何かあっても何とかなるよ
投薬するほうが余程きつかった
とにかく気になったものを
無理のない程度にやってみよう!
ただただ動きたくてたまらない衝動に
従ってみた
日本にいるときは
ランニングとウォーキング
夜はスイミング1kmとアクアビクス
タイにいるときは
ランニングとウォーキング
公園の器具でエクササイズと夕方からのエアロビクス
たまに ヨガ
ふだんNPOの活動がメインなので
ずっと運動だけやっていられる訳ではない
けれど、できるだけ運動の機会をつくった
もともと筋肉がつきづらく
運動があまり好きじゃなかったのに
いつの間にか とにかく楽しくて楽しくて
しかたないという状況になっていた
タイにいるときは
時間があったらすぐ動けるように
ヨガウェアとランニングシューズで
支援先にも出かける
湿気と熱気で きついのかなー?
と、思っていたが
いざ運動をはじめてみたら
汗をかいた爽快さ!のほうが
はるかに大きかった
ただただ集中していると
驚くほどみるみる間に体が薄く軽くなり
3か月しないうちに 絶好調だった頃の
状態に近づいていた
自分でも
今回の回復の速さには驚いたが
まわりの反応もすごかった
もともとひいきにしているマッサージ師さん
のところに行くと 他のマッサージ師さんが
寄ってきて
《あんたどうしたの?やせ薬のんだの?》
と、聞かれる
タイはクリニックで簡単にやせ薬が買えて
健康を害したり なかには命をおとす人も
いるほどだ こわいこわい
《今年にはいってから 運動いっぱいしてる
んですよ》というと
《んもー、もったいぶらないで!
どこのメーカーの薬なの?教えなさいよ!》
おばちゃんはあきらめない
家族からは、半分になっちゃったね!
といわれるほどになった
まだまだ二の腕や内腿はぷるぷるだし
おなかも!
それでも鎖骨がでてきて 以前の服が
着られるようになっている
よーし!6パックめざしちゃうか!
1年半ほど前から
血をつくる薬をのんでいるが
主治医の先生は
《それはそんなに劇的に結果がでる薬
ではないです。これは奇跡ですよ》と言う
医学のことはよくわからないけれど
7年ほどかけて
トトロのぬいぐるみを6枚ほど着込んで
さなぎとなったところから
パカッと新しいわたしが産まれたように
思った
感覚はあの頃に似ている…
ツインレイくんに出会った頃の感覚
天とも近くて
常に気づきを促されていることで
感覚が研ぎ澄まされ 集中力も
増している
そして、絶妙なタイミングで
心の傷に向き合わされる
あの手この手でこれでもかと
理解できたときには、
その傷が強力な味方になる
その機会が促されたのも
ただただ
愛ゆえだからだとわかる
大きな愛を身近に感じる
与えられる愛にうちふるえ
自らあふれでる愛に胸うたれる
莫大な生命エネルギーを
断続的にそそがれてから
もう8か月になる
トリプルレイくんとの出会いの頃を思うと
自分でも 別人かと思うほどに元気になり
体力もついた
その他の体調の変化もいろいろでている
まだまだ調整は続いているようだ
○運動をはじめてから 左股関節、座骨、腰の痛み、疼痛
○左小指の第一関節の痛み
○足首から下がじんじんして燃えるよう
自分でもエクササイズに励み
精神的な浄化にも
積極的に取り組んできた
だが、それ以上に
昼夜問わずに わたしに流れこんでくる
莫大なエネルギーがわたしの命を救い
体調を整えてくれている
トリプルレイくんとは
もうすでに、いわゆる
ランナーとチェイサーとなった
サイレント期にはいっていた頃は
てっきり ふつうの恋愛だと思っていたから
《あなたのエネルギーが
わたしの命を救ってくれたの。
あなたのspiritとenergyには
もともと親しみがあって記憶もあるの》
ありがとう!と、言おうとしていた
けれど、それは伝えられないまま
その日の出来事によって
わたしと彼とツインレイくんで
トリプルレイだと知ることになる
そのつづきは、トリプルレイ☆彡に
書いていこうとおもう