ツインレイ☆彡2 ( 以心伝心 )
気がつけば わたしたちはいつもなぜか
主語を省いたような会話をしていた
全部言わなくてもわかるし
ついつい なぞなぞみたいな会話
になってしまうというのに
不思議とテンポが合っていたし
ちゃんと通じるんだ
《あ!またわかっちゃった!!》 って
くすっと笑ったり
目で会話するのは
どこかが とても満たされる瞬間
面と向かって話しづらいとき
だまっていると
しばらくして
まわりの人にのりうつったかのように
まわりで会話する人が
まるで わたしたちのかわりに
話してくれているようなこともあった
どこにいても
ふたりでいると
そこだけ空気が圧縮されるみたいに
何かの濃度が濃くなる
私たちをつつむ何かはゼリーみたいで
くるんとその中に包まれるようだった
繭の中ってこんな感覚なのかな
すごく安心するところ
ふだん
人はあまり 他の人に興味がないようにみえる
でも、見ていないようでいて
エネルギーにはとても敏感だ
わたしたちは
人の目のあるところでしか
一緒にいられないことが多かったが
ひっそりとしていても
人の目をひくようだった
わたしたちは
特に何か特徴があるわけでもないはずなのに
わたしたちの間にある
活発なエネルギーのやりとりが
まるで見えているかのように
妙に反応する人がいた
エネルギー交流がおきていなくても
ただ一緒にいるだけでも
スパークしてしまう何かは
隠しようがなかった