ツインレイ☆彡トリプルレイ☆彡       みっつにわかれたわたしたち         またひとつに戻る旅

ただただ自分をもっと知りたくて求めていたら、魂の記憶を思い出しはじめた頃にツインレイくんと出会い、同時期に神様への道も開いて人生が一変!! ツインレイくんとは、次から次へとふきだしてくる課題の数々にお手上げ!なのに、どこかはしっかりとつながっていて心で会話はするものの、もうなつかしい思い出のようになっていた。 そんなときあらわれたのは、なんとトリプルレイくん。 ツインレイくんと出会って23年目のことだった。

トリプルレイ☆彡8 エネルギー交流スタート後の現実世界(わたしのシャドー)

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1週間ほどたっても

彼はまだケガが治っていないようだったけれど

彼のお店にいってみた


お兄さんひとりだけいて

欲しいものも見当たらず、じゃあもう帰ろう!

って、お店をでたら、彼がちょうどやってきた


《わ!歩けるの??まだ寝てると思ってた》

と、言ったら


《すごいでしょ!もうけっこう良くなってて、

これもあのマジカルワードのおかげなんだよ。

ほんとにすごいんだ!

神さまが守ってくれてるんだよ》

と、嬉しそうに言った


ケガしたところを見せてくれたら

だいぶよくはなっているようだが

まだまだ腫れていて痛々しい

軽くびっこをひいている


よくなったと聞いて

もちろんとっても嬉しかった


嬉しかったけど

手放しで喜べない気持ちがあった

それは…


《うそー!

こんなに歩けるなら

どうして会いにきてくれないの?

 

あんなに会いたいって言ってたのに

あれは嘘だったの?》

と、不信感がでてきていた



とっさに浮かんだのは

嘘をつかれた?

ということ


そして《キャッチ&リリース》

という言葉がでてきた

 

本当に好きでもないのに心をもてあそばれた?
わたしはまんまと釣られてしまい

そして、ぽいっと放たれた

 

いやいやいや、そんなことする人じゃない!

と思う気持ちもあるのに

どんどん膨らんでいく疑い

 

 

どうしてそんなことするの?

わたしは怒っていた

そこはお店のなかで

他にもお客さんや、店員さんもいて

おおっぴらにする訳にもいかず

くすぶっていた

 

それでもわたしには

怒るべき当然の権利がある!

そんな風に思っていた

 

《わたし怒っているんだよ》

と、告げたが

彼はぽかんとしていた

 

 

戸惑っているようで

それでも距離をつめてこようとした


それがまた誤魔化そうとしているように見えて

余計に腹がたった

 

《ねえ、どうしたの?》

というように握手しようとしてきた

  

 

もう冷静でいられる限界

 

《もう無理だよ。無理》

手をふりはらって帰ってきてしまった




怒りは さみしさや哀しさが束になっている

思い通りにならなかった 憤りと戸惑い

ほんとは怒りたいわけじゃない


ひとり部屋に戻って

ひとしきり怒ったあと

冷静になると 冷や汗がでてきた


わたしの中のドラマが

一気に噴出しただけだった


わたしには ちょっと覚えがあった

キャッチ&リリース 

したことがあるのはわたしだった!


別に遊んだわけじゃないし

からかって傷つけよう

としたわけでもない

 

自信がなかった

自分が女性として自信がなかったから

 

ほんとに愛している人でないのに

気をひいたんだ

 

好意をもってくれる人の反応で

確認していた

 

 

そんなことをして

ひとつも自信がつくわけもない

 

それどころか 

自分のことも嫌いになっていくだけだった

 

彼が わたしのシャドーをあらわしてくれた

彼は意識的にそうしているわけではないが

あれは 《わたし》だった


それはそれは 彼は戸惑っただろう
現実にそっていたのは彼のほうだった


しかも、しゃがんでいた時

わたしの肩に

猫のように頭をすりつけてきていた

 

そんなことは初めてだった

 

彼なりに

以前より距離が近づいている表現をして

くれていたんだね

 

わたしが思っているような

表現とは違ったのだが…



あーあ!!やっちゃったーー!


《ちょっとあまりに会いたかったし、心配しすぎてた。

ごめんなさい。いろんなことを考えすぎた》と、謝って

少しづつ、またなんとなくメッセージのやりとりをする

ようになった

 

 

彼はべつに何もいわなかったが

あの まるで恋人同士だった頃とは

もう何かが変わってしまったようだった


離れていても あんなに近かったのに
近くにいるのに なんでこんなに遠いんだろう


さみしくてさみしくて、苦しかった

 

 

浄化のオンパレードがスタートした