ツインレイ☆彡トリプルレイ☆彡       みっつにわかれたわたしたち         またひとつに戻る旅

ただただ自分をもっと知りたくて求めていたら、魂の記憶を思い出しはじめた頃にツインレイくんと出会い、同時期に神様への道も開いて人生が一変!! ツインレイくんとは、次から次へとふきだしてくる課題の数々にお手上げ!なのに、どこかはしっかりとつながっていて心で会話はするものの、もうなつかしい思い出のようになっていた。 そんなときあらわれたのは、なんとトリプルレイくん。 ツインレイくんと出会って23年目のことだった。

トリプルレイ☆彡6 エネルギー交流スタート後の現実世界(つかまっちゃった)

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どうしてここにいるの?

彼のお店はすぐ目の前で

そこからわたしが来たのが見えたので

やって来たのかと思ったら

そうではなかった

 


webによると

そのマーケットの敷地面積は

10万平方メートル以上あって

世界で一番大きといわれる規模で

15000以上の店が出店していて

世界中から多くの人が訪れる

 


友人とマーケット内で連絡をとりあっても

会えなかったことはあるけれど

そこで知り合いとばったり出会ったことは

今までなかった

 


それなのに彼はひとつも驚いていなくて

まるで わたしがそこにいるのを知って

いたかのようだった

 


戻ってきた彼は

《お祈りの時間だからちょっと行ってくるけど

戻ってきたらお店に案内するからここにいて》

と、いった

 

 

そうか!

その通りの近くに お祈りの場所があったのか

今まで通ったことのない通リを通ってきたのに

彼の信仰する神さまに 印をつけられたような

気がして《つかまっちゃったなー》と、思った

 


ベンチに座って待っている間

《あー、ようやくお話しできるんだ!》

と、ほっとしていた

 

それに

こーーんな広くて迷路のような場所で

ばったり会えたこと

磁力に抗えない何かを感じていた

 

《おまたせ!じゃあ、いこうか!》

戻ってきた彼は、すたすたと歩きはじめていた

 

ねえねえ、ちょっとまって

少しは座って話でもしない?と言おうとしたけど

速足すぎてついていけない

ばったり会った偶然も

まるで当然かのように涼しい顔をしているので

なんか憎たらしくなってしまった

 

  

わたしがそんな風に思っているのに

全くおかまいなしな様子で

 

《お祈りをおえてきてすっきりしたんだー!

ねえ、○○って言ってみて。

ぼくが言うのを真似してみて》

と、おまじないのような言葉を言わされた

その意味を説明してくれたけれど上の空だった

 

 

彼の横を歩きながら

彼が言う言葉を繰り返して

顔を見上げていたのだが 

エキゾチックな目にすいこまれそうで

必死にこらえていた


人込みが苦手で

人と同じ方向に行きあってしまう

 

ところどころでぶつかりそうになりながら

どうぞどうぞお先にって歩いていたら

彼だけが先に行ってしまった

どうしておいていっちゃうかなー


お店についてみたら そこは

気に入ってずいぶん通ったことのある

店のすぐ近だった

すれ違っていたこともあるのかな


《この時間までどこいって何してたの?》

というので
《孤児院でケアしに行ってた。

ここから30分くらいのとこだよ》

というと


《そうだったんだ。それはいいね。

I'm proud of you》といった

 

わたしも 彼が100%自分を注いで仕事しているところを

はじめて目にしたとき、同じように《I'm proud of you》と

思っていたことを思い出していた



その日

《ぼくは本当にきみの事だいすきなんだ》

と言われたときは

もうわたしもすきだな!と思っていたはずなのに

とっさに口からでてきたのは

 

《またまた!えー、信じられないよ。

あなたの心にはお部屋が何部屋あるの?

何人住んでるの?》

という言葉でてきてしまった

なんだか恥ずかしかったから

 

そしたら、彼はぽつんと

《1部屋だけだよ》とだけ言った
哀しそうな目をしていた

  


ほんとに憎たらしいほど

わたしは素直になれなかった


信じられなかったから

もっともっと言ってほしかった

 


もしも、

一緒にいて欲しいと言ってくれたら

《うん!》って言えたかもしれない

 

《ぼくのことすき?》って聞いてくれたら

《すきだよ》って言えたかもしれない

 

でも、どんなに彼が愛を語ってくれたとしても

いつまでもいつまでも

もっと言って!と、どこまでも求めただろう

 

 


わたしのハートは まだ開いていなかった

心の傷は自分で気がついて自分で癒さないと

どんなに時間がたっていても治らない


結局自分の言動のせいで

ちょっと寂しい思いをしながら

その日の夜 日本に移動した