トリプルレイ☆彡5 エネルギー交流スタート後の現実世界(シンクロ)
週に2回、バンコクから
車で1時間ほどの孤児院にでかける
そこでは担当の子どもが決まっていて
1対1で一緒に過ごすのだ
だっこしているうちに寝てしまうことも
多くて、まるでバッテリーを充電している
みたいだ
親や親戚に限定せずとも、愛情を持った
大人が子どもといることは大きくなるのに
とても必要なんだなと思う
ボランティアは、施設の協力者として
子どもの親戚のおばさんのようなかんじで
子育てに参加している
孤児院の施設内は散歩もできるので
外で遊ぶのが好きな子は、三輪車や足で漕ぐ
おもちゃの車で遊んだり、プールで水浴びした
りすることもできる
おむつを替えてシャワーして、一緒に遊んで
ごはんをたべさせる
ひとりの子に長期に渡って関わるので
自分が産んで記憶が無くなっただけじゃないか
と思うほどにかわいい♡
週末に孤児院にでかけた時は
帰りに週末だけオープンする
巨大迷路のようなマーケットに立ち寄って
掘り出しものを探して支援グッズ用の
仕入れをしたりするのだが
トリプルレイくんのお店は そのマーケット
にもあった
教えてもらったところに行ってみようと
思っていたはずが、いざ出かけてみたら
暑くて苦しくなってしまった
《彼のお店に行ってみるのはまたにしよう
別に今日行くって言ってないから》と
ひとまずベンチを探して休憩することにした
汗が目に入ってしみてくるから
ベンチに腰掛けてコンパクトをのぞいていた
すると
《ここにいたの?
ちょっとトイレにいってくるから待っててね》
通路の向こうから、彼が歩いてきた