トリプルレイ☆彡1 ( 出会い )
現在 日本とタイとをいったりきたりして
タイのNPO支援先の活動や
資金づくりと啓蒙活動のための
支援グッズの準備もしている
その日も
なにかあるかなと
はじめて入ったお店で彼と出会った
この日はいつだったかな?
去年の仕入れをチェックしてみると
それは、6月9日
なんでも陰陽和合の日といって
ツインレイの日と呼んでいる方も
いるのだとか
といっても
このときは
たださらっと
お店の人とお客さんだった
数か月後
またその店に寄ってみた
お店の人が
《前にも来てくれたね。
ありがとう!また来てくれて!! 》
と、歓迎してくれた
商品のことを聞いているうちに
ラインを交換することになった
タイは
多くの人がラインを使っていて
気軽にラインを交換する
その日から
メッセージがくるようになった
《ちょっといい?
言いたいことがあるんだ》 という
《あなたはとても美しいということを
知ってますか?》
《ありがとう》と返事したけど
もっとちゃんと手をかけたほうがいいですよ
ということかなとひねくれて解釈してしまう
素直に喜べない
だって、その頃の私は女をやめていたし
薬の副作用で 私史上最高 というほど
体重が増えて髪もぼさぼさ
お化粧なおしもしていない
特にひどい日だった
デブ専 & おば専?
彼の国の人は、ふくよかな女性が
受け入れられる傾向がある
私も体形がくずれてから
その国の人に
言い寄られたことがあったから
またそれ系なのかなと思った
ただ、確かにその彼といたときに
《あー、この人私の赤ちゃんだった人だ!! 》
と思いだしていた
生まれたてのような
まだまだ小さい赤ちゃんの頭を右側にして
いかにも愛しいと抱っこして見つめている
様子だった
重みも覚えている
ただ、その子はいつもわたしを探している
なぜ?
はぐれてしまったのだろうか
どこにいるの?と、その子からは伝わってくるのだ
浮かんでくるのは 抱っこしている場面だけだから
よくわからない
しかも
彼が楽しげに接客をしているのを眺めながら
あげ気味かつ穏やかでそつがなく、スムーズに
商談をまとめている姿を目にしたとき
《I'm proud of you(あなたを誇りに思います)》
と思っている自分にはっとしていた
この人のこと全然知らないのに
どうして親戚や近い人みたいな感覚があるの?
やっぱり自分の子どもだった記憶があるから
なのかな
過去世の関係性が浮かぶことはよくあることで
昔はこういう関係だったのが 今世ではこういう
風に会うんだね!
ということが伝えられてくるのは
とても興味深い瞬間だ
その彼のときはというと
親しいかんじはしたものの ただそれだけだった
話は楽しいし、何より商品についてよく知りたいときに
彼はとても熱心に教えてくれ、とてもありがたかった
それでも、私はうっとりしないとなかなか恋におちない
その彼は いままでうっとりしたことのないタイプ
そして それだけではなく
わたしにはツインレイくんの刻印のようなものがあって
あれほど魂がゆさぶられる想いがあると、かんたんには
動かない
ほかの人には ほぼ不動なのだ